アファンの森のキコル/C.W.ニコル+本田亮
ドネーションブック!デジタル絵本です。
C.W.ニコル氏書き下ろし。ココロあたたまる森のおはなし。
国連が定める世界森林年の今年、私たちが守るべき、日本の森や雑木林、里山の自然の姿を、動物や植物の営みを通し分かりやすく紹介します。
絵本の原作は、日本でも有名な作家であり、自らも自然保護活動を行っている、C.W.ニコル氏。またイラストを手掛けるのは、環境マンガ家の本田亮氏。
子供たちやその母親たちに自然の大切さをデジタル絵本ならではのインタラクティブな絵本を通し、ユーモラスな動物たちの物語として年4回、季節ごとに紹介していきます。
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夏編
春編
450円(税込)
iTUNESからダウンロードすると販売価格の50%が寄付されます。
なお、著作者の意向により、著作権印税分13%も寄付され、トータル63%が寄付となります。
寄付先:C.W.ニコルアファンの森財団
森を再生したい!その思いから「アファンの森」が生まれました。
一見緑に覆われているように見えながら、生態系としてのバランスを崩してしまった日本の森をなんとかしたい。美しかった本来の日本の森に戻したい。
そんな気持ちが高まっていたころ、C・Wニコルは、自分の故郷のウェールズで、石炭の採掘とその後の廃坑のために荒れ果てていた森が、緑を回復しようとする人たちの運動によって、みごとによみがえったことを知ります。
そして、C・Wニコル一個人の思いからはじまった活動に共鳴する人たちが集まり、2001年6月に「特定非営利活動法人アファンの森」が生まれました。これは、アファンの森での生物多様性の調査、健全な生態系をもつ森を回復するための提言、クマが棲める森に海からサケが遡ってくるような自然の環をつなげるためのネットワークづくりをするためのNPO法人でした。
さらに、アファンの森を周囲の放置林にまで広げたり、アファンの森の維持管理を通して、里山保全に関する人材を育成したりするためにC・Wニコルはこの森を寄附し「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」が2002年5月31日に誕生し、NPO法人の活動は「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」と合併することになりました。
<C.W. ニコル>
1940年 イギリス南ウェールズ生まれ。
カナダ水産調査局北極生物研究所の技官環境局の環境問題緊急対策官やエチオピ アのシミエン山岳国立公園の公園長など世界各地で環境保護活動を行い、1980年 から長野在住。84年から荒れ果てた里山を購入し「アファンの森」と名づけ、森の再生活動を始める。2002年、この森での活動や調査などをより公益的に、そして全国展開をするため財団法人を設立。1995年、日本国籍を取得。2005年、英国エリザベス女王陛下より名誉大英勲章を賜る。
<本田亮>
1953年 東京生まれ。
1976年に(株)電通に入社し、CMプランナーとしてピッカピカの1年生など数多くのヒットCMをつくる。1989年より環境マンガ家としての活動を開始。日本全国で「エコノザウルスの環境マンガ展」を開き、JC地球環境大賞を受賞する。2009年に、世の中を良くする活動をクリエーティブの面からサポートするためにソーシャルデザインエンジンを設立。アウトドアスポーツが趣味で、カヌーチーム転覆隊の隊長として世界中の川を下り続けている。